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7th Rose

D 7th Rose歌詞
1.7th Rose ~Return to Zero~

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

遙か彼方の森の奧に笑く
始まりである私もまた神に創造(つく)られた


2.7th Rose

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

大いなる龍 天からの追放
地に墮とされた
己が時の短さ故に災いを降らす
魔笛は死せる音階を吹き鳴らし
人を惑わすだろう
裁きの日 憂いはもはや過去となり
花冠(かかん)は光求めんと欲する Let us pray.
Mirror of truth. 紅(べに)は紅(くれない)に
染められた花となる
I said so. 蕊(しべ)は求め合い
新たなる血は生まれよう

燃え盛る怒り 注がれる時 爭亂は終わる
破滅を齎(もたら)すものに破滅は齎される
神の御名に守護(まも)られし茨の塔 義なる砦
忠實なるままに祈るべく姿
Wish come true. We've got to face the fact.
完全なる體を取り戾す Death goes away.
Mirror of truth. 眠れるアダムの
身を分かちエバを為す
I said so. 永遠が見せた夢
この胸に還りなさい

神を讚えて森と調和する
地球(ほし)は包みこまれ癒しを施されるでしょう

裁きの日 憂いはもはや過去となり
Before too long. We've got to face the fact.
花冠は光求めんと欲する Let us pray.
忠實なるままに祈るべく姿 Wish come true.
We've got to face the fact.
完全なる體を取り戾す Death goes away.

Mirror of truth. 紅は紅に
染められた花となる
I said so. 蕊は求め合い
新たなる血は生まれよう
Mirror of truth. 眠れるアダムの
身を分かちエバを為す
I said so. 永遠が見せた夢
この胸に還りなさい
子らよ 手を伸ばせ 狹き門をくぐり拔け
返り笑く樣を私にも見せておくれ
God knows.


3.花摘みの乙女 ~Rozova Dolina~

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

いつからか降り出した
銀色の雨に花は枯れはじめ
あの人を連れ去った鋼の驢馬(ロバ)
荷馬車は搖れていた

瘦せた地へと乙女は嫁ぎ 薔薇を摘んだ
ママみたいに私も美しく老いていく
山々に響く歌はあなたと故鄉へ
小さな幸せがただ續けばいい
いつからか降り出した
銀色の雨に花は枯れはじめ
あの人を連れ去った
鋼の驢馬 荷馬車は搖れていた

明日嫁ぐ娘もあなたを愛している
小鳥よ 聽こえる? 愛しい人は戰った
抗いは心を得て武器を捨てた

永遠を勝ち取って
この谷にまた花が笑くように
百年先までも
あなたの掃りを待ち 薔薇を摘もう
いつからか降り出した
銀色の雨に花は枯れはじめ
あの人を連れ去った
鋼の驢馬 荷馬車は搖れていた


4.Crimson Fish

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

花 彼だけが呼ぶ
その私の名前は誰にも奪えない もう
冷たくすればすぐ
諦めると思っていた誤算 ふわり浮かぶ
私が背負う闇が
あなたを屠(ほふ)るから 側に
來ないで これ以上は
紅王瑰 肌に刺くゆらめき 滑らせて
溺れる私の鱗を剝ぎ足を與えて

水底にある閨(ねや)
たなびく九華帳(きゅうかちょう)は
一重一重と密を重ね

金魚缸 戀してはいけないはずだった
あなたのいない世界なんて自由と呼べない
紅王瑰 肌に刺くゆらめき 滑らせて
溺れる私の鱗を剝ぎ足を與えて


5.Independent Queen

作詞:ASAGI
作曲:Ruiza

ねぇ あなたは私の何を見ていて?
噓を獻上するくらいなら下がりなさい

さぁ 私の足下に跪きなさい
言われるがままの退屈な僕(しもべ)ね
諂(へつら)うことでしか私に近づけないの?
Yes,certainly. Just a moment.

飾るドレスの下に隱す裸の心を
見透かしてごらん
慾望を棄てきれずに誘うなんて愚かすぎる
私には硝子の靴は要らない
「I'm independent Queen.」
You'd tell me this is love.
It's very you. Really too bad.

添い遂げたいと思うような御方は何處に?
失望させないで 嫌われたいのね あなた
Yes,certainly. Just a moment.

午前零時の鐘が鳴り響き渡った後の私を見て
それでも愛せるというの?
飾るドレスの下に隱す裸の心を
見透かしてごらん
慾望を棄てきれずに誘うなんて愚かすぎる
私には硝子の靴は要らない
「I'm independent Queen.」


6.13月の夢見丘

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

凍える砂漠と灼熱の雪原の果てにある
迷い迂んだ獸の子らは兩足に靴を履く

いつもはお喋りな鳥達でさえも嘴(はし)を疊む
無數の玻璃(はり)から見つけた悲しみに
13月の夢見丘でまた會える また逢える
數え歌を口遊(くちずさ)んで
待つ君を僕は搜している

宙を浮く帆船は足跡を追いかけて
13月の夢見丘に辿り著く 辿り著く
淚 淚 君への淚 止めどなく溢れ海となる
13月の夢見丘でまた會える また逢える
數え歌を口遊んで
待つ君にまた逢いに來よう

「January」雪道を走ろう 滑ろう
「February」毛糸で遊ぼう
「March」子鹿を真似て跳ねて
「April」蜂蜜舐めよう
「May」野いちごのパイを燒いて
「June」水たまりを步こう
「July」薔薇の冠編んで
「August」魚になろう
「September」またたび茶を飲もう
「October」山葡萄(ぶどう)を摘み
「November」胡桃を集めて
「December」キノコのス一プ(ス一プ)を頂こう
「Undecimber」踴ろう 歌おう 歡びの「Undecimber」


7.絡繰り絵巻

作詞:ASAGI
作曲:Ruiza

なんとお労(いたわ)しや 期には限りがあるのでしょうか
去りし半世紀の記憶 そのめくるめく浪漫は回転木馬(メリーゴーランド)

明けを思えばこそ暮れを慈しむのでしょうか
夢は見れなくとも夢を覚えているのでした

十六夜(いざよい)は眼に映りゆき
そこはかとなく心は芽生えた

絡繰りは空回り殻となり 届かぬ声を洩らして
わたくしは遂には終(つい)の意を知るのです 嘆かわしや

尊き魂の目覚めは
人のみぞ許された約束

絡繰りは空回り殻となり あなたの傍には行けず
躊躇(ためら)いは溜め息と黄昏 夜の帳を落として
わたくしをせめて生を受けたかのように眠らせて

絡繰りは空回り殻となり
絡繰りは空回り殻となる


8.鬨の声

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

我が名の下集え

白狼来りて吠ゆれば雲霞(うんか)の如し
八百万(やおよろず)の獣は地に生ず
火群(ほむら)身にあらば焔恐るるに足らず
惣暗(つつくら)にて飢うる穢し血裔 滅せよ
四方に散りしは我が魂の兄弟(けいてい) 風雲乗じて陣風吹きたり
心在らざれば清きを得るは難し 天水仰げど仮初めに応ず

狼吠(ろうばい) 咆哮

鬨の声 我らが如何に駆り立てようども悲しみに勝るものはない
絶えぬ憂(う)き哭(ね)

闇を統べらずんば常闇に飲まるるべし

狼吠 咆哮

赫怒(かくど) 咬牙(こうが) 威喝(いかつ)

鬨の声 我らを待ち受けるは有終を飾り付ける雪月花
大義なるは 生きて再びこの地を地球(ほし)に還す

尊き命の意を知らぬ 比すべきなく光ならぬ者
来し方行く先 此れ滅せざるは義無きことなり


9.Sleeping beautiful beast

作詞:ASAGI
作曲:Tsunehito

醜き月 私の心を
知るものはいない この薔薇を
愛した人は何處にいるのだろうか
愛に生き愛に
死せるのならば ただ眠るまで

いつしかその名も
忘れてしまうほどの霧の外れにある
時の迷い子
訪れるものは森に息衝くものだけ
ある晴れた日の午後
舞い降りた私の花よ
ざわめく木立は一筋の光を誘った

愛がいつか私を殺すとしても悔いることはない
あなたに捧ぐ想いだけが私に殘された真
最後の一輪よ 美しく

信じているその裡側に突き刺さる棘
冷たい夜霧が代わりに泣いている 愚かだと

醜き月 私の心を
知るものはいない この薔薇を
愛した人は何處にいるのだろうか
愛に生き愛に死せるのならば ただ

愛がいつか私を殺すとしても悔いることはない
あなたに捧ぐ想いだけが私に殘された真
最後の一輪よ 美しく


10.三日月揺籃歌

作詞:ASAGI
作曲:ASAGI

静まり給え 森よ 迷える蕾を
目映い闇で守護(まも)り続けよう

お眠りなさい
私に止まる梟が夜を迎えて
小夜鳴き鳥が夜を見送るまで